夜中の追跡者

あたたかく真っ暗な夜の帰り道。
自転車をのろのろこいでいると後ろから何者かついてくる音が。
ちらり振り返る、が誰もいない。
チャッチャッという足音。
もう一度振り返ると2−3メートルのところに犬。
耳も半分でたれてる、白と茶色の幼い犬。
近寄ると離れる、でも進むと追いかけてくる犬。
歩道にしゃがんでみてると、草を食べたり、俺のことなんか興味ないよー、という行動をします。
そのつかず離れずの感覚に騙されてついつい歩いてのんびり帰ってしまいました。
なかなか恋愛上級の犬でした。ガキのくせに。
あぁペットが飼いたいです。犬か猫か豚希望。